とんでもないもの(0)

シン・エヴァンゲリオン劇場版

…とタイトルをつけたものの、1回目に観たときにはそこまで思えなかったことは白状しなければならない。

なぜか。

考えてみると自分がそれに接してきた歴史が短いことにも起因するだろうし、何かこう、刺激的なものを期待し過ぎてしまったからかもしれない。どうせ終わらないのでは(終わってほしくない)という気分もあったことも否めない。予想すらしなかったラストに動揺したせいかもしれない。

とはいえ、中間あたりでふと感じた、「あれ?2回(以上)観なくもいいのでは?」という疑問はほぼ終了後には消えていた。そして終了後に購入していたパンフレットと1回目の前に予約していた2回目がその疑問の残滓を吹っ飛ばした。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の話だ。

いま、これを3回観た後に書いている。そして、観るたびに、

「いま、俺はとんでもない映画を体験している」

という感が強くなる。まだ何回かは観るだろう。(だからタイトルも現在進行形だ)
むろん、最大級の賛辞としての「とんでもない」だ。
簡単に名作とか問題作とか大団円とか伏線回収とか言えない。他に言葉がみつからない。

では、何がとんでもないのか、と言われてもなかなか端的に説明できない。
しかし、説明し出したら1週間でも語り続けるだろう。
だから聞きたい人は聞いてほしい。電話でもmeetでもSkypeでもZOOMでもFacetimeでもいい。

…とはいえ、それでは何か自分の中にある欲求を満足できないので書くことにする。
そのうち「僕とエヴァ」的な語りも入るかもしれないし、くだらん感想に終始するかもしれんがそこはご容赦願いたい。

(おそらく連続長編になる予感。次回以降徐々にネタバレ含む、ということで次に続く。)

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