中国地方弾丸青春18きっぷツアー2018・晩夏(1)

紛らわしいタイトルで申し訳ない。
前回はあれ(ムーンライトながらのあれこれ)で確かに終了。

で、ちょうど1ヶ月後にまた訪問する機会があったもので、またもや青春18きっぷで行って来たと。なので「晩夏」。被災地の状況は刻一刻と変わって行くので、行ける時には行っておこうという次第。

初日は夕方まで所用があったもので出発は夜に。いっそ翌朝まで伸ばそうかと思ったが、行けるところまで行こうかと、そして別の理由もあって東京駅へ。

実はこれに乗りたかったわけではなくて、先月乗った「185系」が「湘南ライナー」なる通勤ライナー車に運用されているのを見たかった、という理由で東京駅までやって来た。
ところが、この、JR東日本の2階建グリーン車の座席を簡素化して10両繋いでみました、的風情の215系が今やこの湘南ライナーをメイン運用としていることを忘れていた。

しかしこの215系もなかなか乗れない(実はシーズン中には毎週末新宿から小淵沢まで走っているのだが、グリーン車以外は激混みであることが多いので避けることが多い)ので、いい機会だと思って乗ることにした。
これ逃すと焼津まで行けないし・・。(今日の目的地)

小田原までライナーに乗って、あとは普通に熱海、ではなく、時間の関係で小田原から三島まで新幹線利用。そのあと在来線でひたすら闇の中を西へ進む。焼津に着いたのは23:30過ぎ。

目的地を焼津にしたのは、駅前の手頃な場所に温泉付きの宿泊施設(ただし格安)を求めると、行ける距離と施設のクオリティの関係でここになったから。静岡にもあったが駅からの距離が遠く実質的な滞在時間(=睡眠時間)が減るのでこちらにした。

焼津駅から徒歩3分。
実質的にはうろうろしたので10分足らずで着いた。2017年に改装したばかり、ということで、なかなかサイン等はイマ風。
入ろうとして、あと1時間足らず入るのを遅らせれば深夜帯の割引料金になるらしいことに気づいた。少々考えたが、そんなことより滞在時間を稼ぐのが筋だろう、と思い直して入る。

中も結構手が入っていて、ほぼ古さは感じない。ロッカーの造作とか、ほんの少し細かい部分に昔の名残を感じることはあるが、無視できるレベル。風呂は大きくないがここにも手が入っていたし、入って気持ちよかった。

そして圧巻は休憩スペースで、新築の施設でもここまでのところはなかろう、というレベル。空いてたのもあって、時間の短さが恨めしくなるレベル。そして共用のパソコンがなんとiMacだったという・・。
コンセントも完備でこれならわざわざ焼津で、というパターンもありそう。

5時間ほどだったが睡眠も含めて堪能して、夜明けとともに出る。

駅に戻って、南口の傍に蒸気機関車の動輪が置いてあるのを見つけた。
鉄道100年の記念ということだが、曰く「焼津の今日の隆盛は鉄道により陸揚げした魚の運搬ができるようになったからだ。鉄道に感謝」云々。こういう形での記念碑(物)は見たことがなかったので、少しの間、この碑の前で焼津と鉄道の来し方行く末を・・と行きたかったが時間があまりないのでホームへ上がった。

さて、また1日かけて西へ向かう。

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