なら燈花会の開催期間に「大乗院庭園」を訪れてみた。
まぁ、燈花会よりそれに合わせた茶会が目的だったのだけれど。
右手の丘の上に立っている建物が奈良ホテル。
そもそもこのあたりは興福寺の一部で、代々別当を出してきた門跡「大乗院」の跡地だったところ。
割と放置気味だったところをナショナルトラストによって手を入れられた場所で、奈良ホテルを挟んで反対側に荒池があることもあって割と穴場ではある。(荒池だって本格的に池になったのは明治になってからという話だが)
ナショナルトラストの手になるだけあって割と忠実に再現されているようで、池にかけられた橋や東屋が新しいことを除けば風情を味わえるいい場所だと思う。
(撮影:2018/8)