中国地方弾丸青春18きっぷツアー2018・夏(3)

総社駅で乗り換え。
跨線橋を登り降りして乗り換えようとするとこの案内板に出る。
そうか、どっちに乗っても岡山駅に行くのか。走る方向は反対なのだが。(いや、わかってここまで来てるんですけどね)
2番線は今来た方向を折り返すだけなので、当然乗るのは1番線の列車。
いろいろ懐かしい色と形の車両が待っておりました。

もともと、この朱色一色の塗装は「首都圏色」と言ったんだが、いまや首都圏以外でしか見られなくなった。ということで、桃太郎線(という愛称の路線なんで)で岡山へ。結構混んでたので写真はない。

ということで岡山。今回、何度目の岡山かw

さすがに岡山は賑やか。行き先も様々。車両も様々。ところが次に乗るのは全く同じ色、同じ形の車両だった。つまりこの車両、総社から乗って来た車両の到着後の写真ではなく、乗り継ぎ先の津山行き快速。
ちょっと改札を出て買い物をしているうちに、席はほとんど埋まってしまっていた。ようやく席を見つけたものの、どんどん人が乗ってくる。まるで通勤列車のような混雑になって出発した。(だからこの区間も写真はない)

走っているうちに雨が降って来た。結構強い。時期が時期だけに少し心配になってくるが、ここは何事もなく津山に到着。

ここまで来て一息ついた・・・といいたいところだが、その先にトラップが待っていた。

乗り換えた列車が動かない。

車内放送曰く、列車の進路で運転見合わせになっている。一度収まった不安が募るがもうしょうがない。津山まで来てしまっているのだ。

こういう時のテツの常として、まずは今いる場所の観察をする。撮り鉄ならまず間違いなく余計に写真を撮る。津山は車両基地もあるし昭和の風情が残る駅舎でもあるので撮影には申し分ない。

DSC_0202

ひととおり撮影したがまだ動かない。

さすがにこのままではまずいかと思い、一応、遅れた場合のシミュレーションをしてみる。

このあと、予定では姫路へ「姫新線」を使って移動する。そして姫路からは新快速をぶっ飛ばして(いや、ぶっ飛ばしてもらって)米原、そして大垣から例の「ムーンライトながら」で東京へ戻る算段になっている。

バッファ(遅れの許容時間)はわずかに20分。つまり、姫路から15分に1本程度出ている新快速の1本後までは遅らせても構わないレベルだ。無茶といえば無茶な行程なのだが、ローカル線の乗り継ぎでは仕方ないところもある(と思う)。

それ以上遅れた場合、もしくは運転が再開されない場合は別の方法を考える必要がある。遅れた場合に津山から大阪方面へ戻るための現実的なルートとしては
・今来たルートを岡山に戻る
・中央高速バス(津山駅が終点なのだ)で津山から大阪へバイパスする
・姫路から名古屋までのどこかで新幹線を使ってバイパスする
条件によってはあと一つ二つあるし、金に糸目をつけなければ(そして満席でなければ、)寝台特急の「サンライズ瀬戸・出雲」を使う手もあるが出血(という名の出費)が多すぎて選べない。
そして翌日の昼からは仕事なので明日の午前中には東京に戻っている必要がある。

岡山に戻るのは、結局新幹線を使わないと追いつけない(そして面白くない)ので却下。ハイウェイバスは迷った末時間切れになった。もう予定通りのルートで行くしかない。まぁ、何とかなるだろう、と思ったところで運転再開の放送。その時点で40分ほど遅れていた。

ついでに言うと、運転が止まっていたのは大雨ではなく、それまでの異常な高温で「レールの温度が規定以上になったから」だった。レールも鉄でできているので、あまりに温度が高いと膨張が大きくなって予期しない方向に曲がってしまう(つまりレールの幅が保てなくなる)のだ。その理由だとむしろ雨は恵みだったかもしれない。

それはともかく、ようやく列車は走りだした。予定の列車に間に合う一縷の希望をのせて。実は中間での停車時間を考えると、普通に走って(待ち時間を削って)くれれば間に合うかも、という時間であったのだ。

ところがここでローカル線の悲しい現実に突き当たる。
勝間田駅で抑止がかかった。「しばらく停まる」という。少し待ったが、また放送があり、なんとここで遅れている対向列車を待ち、その上でダイヤ上は1時間後にあるはずの後続の列車の時間で運行する、というのだ。

万事休す。

途中まで来ているので、リカバリとしては姫路から名古屋のどこかで新幹線を使うしかなくなった。逆にいえば、どこで新幹線を使うか決めればさらに何かトラブルが起きない限りは予定に気を使う必要はないから、財布は軽くなるが同時に気も軽くなる。

ということで、上の写真はその長い長い待ち合わせ時間の産物である。駅員がいた時期のポスターや表示などがいろいろ残っていて飽きない。

DSC_0232

そして待つこと十数分、対向列車がやって来た。ローカル線の途中駅でこんな並びの写真を余裕を持って撮れるのも遅れのおかげ、ではあるのだが。自分ではなかなかいい画が撮れたのでは、と満足。もうすでに遅れのことなど忘れている(笑)

DSC_0234

分水嶺のようなものを越えて列車は佐用に着く。関西と鳥取を短絡する智頭急行の接続駅となったので、構内はそれなりの広さがあるが、駅前は個人商店が1件あるきりで夕飯を仕入れことができる状況ではない。おとなしく駅に戻って姫路行きを待つ。

だんだん暗くなってくるが列車はどんどん新しくなる。姫路行きは関西の中心で働く新型車両と外見、内部が共通化された新型の気動車だった。見た目なんの遜色もない。(まぁ郷愁も旅情もないのだが)

だんだん暗くなる中を快適に姫路へ向かう。いつしか車窓は何も見えなくなった。

さて、どこで夕飯を仕入れるか、どこで新幹線に乗るか、興味はもうそこに移っていた。

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