古墳、コフフン、フフンのフン!(駅前広場のお子様用前円後円墳)


奈良県天理市。
宗教都市、あるいは宗教名が市名になってしまったまち。
野球、ラグビー、柔道、ホッケー・・。
というあたりが一般的なイメージでしょうが、そこは腐っても?奈良盆地。
南部を中心にいわゆる古墳時代の古墳がたくさんある場所でもあります。
有名どころでは黒塚古墳、崇神天皇陵、景行天皇陵。
そんな天理市の玄関は、といえば、言わずと知れた天理駅。
昭和30年代に旧国鉄と近鉄で駅が分かれていたものを一つの駅にしたため、「天理総合駅」とも呼ばれています。

そんな天理駅。
天理教信者のお参り(天理教では立教の地「ぢば」へ帰る、との意で「おぢばがえり」と称します)に対応して、京都駅烏丸口(京都市中に向いたほうの、京都タワーのある側)に匹敵するだだっ広さをもつ広場だったのですが、諸事情あったのかどうなのか、最近、いろいろ整備されました。
で、どうなったかというと・・

「なんじゃこりゃぁ!」
と松田優作でなくとも叫びたくなる変容でありますが、特にこの丸いのなんだよ!わざわざ階段で登らせてなんだよ!と思いたくなるのはもっとも。(私も最初はそう思いました)
そして、なぜこのタイトルで話が駅前広場なのか。
・・まぁ、勘のいい方はもう気が付いたでしょう。

駅前広場に古墳、いやコフフン。
モチーフは古墳らしいです。でも何を目指してこんなものを・・
ひとまずわかりそうなものは観光案内所とサイクルステーション。

サイクルステーションとは言ってもレンタサイクルではなくて
マイサイクルを持ち込んでサイクリングをするバイカーの方のサポートをする、かつスポーツサイクルを販売までするような話もあるとかないとか。(正月なのでお休みでして、詳細は見られず)
天理市長は本気で古墳推しをやるらしい。
ま、バスの本数が少ないからね・・(泣)
では、残りの古墳、いや、コフフンは何かと。

どうやらお子様遊戯系なのか・・。駅前に子供を集める?
たしかにお子達のにぎやかな声と帰省した?お子達と交流できてまんざらでもないジジババの皆様。
ほほえましい光景ではある。
しかし、クレーターやふわふわのそばに気になるものがあった。

なかなかいいところに目を付けた、気がする。
天理大学体育学部を使うとは。
これならジジババあるいはパパママがここに子供を連れてきて、という気にもなるかもしれん。
駅前のにぎわい(そしてたぶん駅前商店街対策)、子育て、高齢化対応か。あと観光。
何でもない普通の日に一度来て観察してみたい。

ところで、サイクルステーションの横に「自転車乗り入れ禁止」ともとれる掲示があったのだが、ここはきちんと「押して歩け」と明示してほしかった。残念。

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