津軽は端だが旅に立つ(4:あきたびじんへ届かぬ夢)

山形と秋田の境はよくわからない。
と言い放つだけでは失礼だろうと思い、いま、ざっと確認してみた。

…そうか、真室川は山形だが湯沢はもう秋田か。なるほど。(とりあえずこれで終わり)
秋田行きの前に出て見送ったのが真室川行きなので辻褄が合う。たいてい、県境越えの移動は少ないので区間運転は県境の手前までになる。逆に言えば、秋田方面からは割と湯沢行きが多いのがそれか。
 
新庄から秋田行きが出たのはもう17時もけっこう回った時間だったので、どこまで日が保つかの勝負だなぁ、と思ってたが、まだまだ日は高い。
先日の水害でも出てきていたが、大曲あたりまで行くと秋田方面に川が向くので、当然、県境付近までは谷あいに近い雰囲気の盆地を通るのだが、それがだんだん広がってくる。
と、思ったら湯沢に着く。

小野小町は湯沢ゆかりの人だったのなぁ。あきたびじん。
しかし、ただ通過するだけなので湯沢の感想はこれぐらいしかない。
朝からずっとだが、うとうとしながら外を眺めるだけの移動なので(しかももう10時間以上になる)そうそう細かく見る気もなく、ぼーっと眺めている。それが幸せなんだが。
横手も過ぎ、なんとか陽の落ち切らないうちに大曲に着いた。きょうはここまで。

なぜか「大曲」という割にはホームには1度の曲がりもなさそうw

見事な直線ホーム
見事な直線ホーム

改札を出てみるとまぁ、世間での大曲の印象に恥じない花火(宣伝)祭り。能代や横手の大会まで。「線香花火大会」「ドンパン祭り」が気になるところ。

ところが、その花火もろもろに負けずに存在感を放っていたのは
あきたびじん!
あきたびじん!

天井から吊り下げられていたこれ。美人推し。
度肝を抜かれつつ、そこそこ疲れたので秋田美人を探すわけでなく夕食の調達とホテルに。駅頭に出るとやはり、花火。

さて、秋田行きに乗りつつなぜ大曲で宿泊することになったかという理由だが、それは単純に「秋田でホテルが取れなかったから」。なんだろうか、秋田市内には14,000円のア○ホテルしか空きがなく周辺でもこの大曲の某ホテルしか空いてなかった。なぜだ。宿泊したそのホテルも団体で大入りで、翌朝朝食対応もこの団体のために開始時間が15分早められていたほど。
まぁ、翌朝7時過ぎに出ればいいので次善の策ぐらいな感じはあるけどね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です