別に、結婚したくない訳でも、女性が苦手な訳でもない。
（まぁ、得意ってほど手慣れている訳でもないのだが、嫌いではもちろんない。）
結婚しようと思った相手もいたし、異性の友達が少ない訳でもない。
とはいえ、40になった今も嫁（あるいはそれに準ずる関係）がいないのは事実ではある。
今日、ウチの技術本部長が、営業担当と独身者の巣窟な現場に行った時に
冒頭の発言をしていたらしい。その現場の35歳の独身者が、今すぐ結婚して
嫁が子供を産んだとしても、と言う発言である。
念のため言っておくがこの発言を槍玉に挙げる話ではない。
会話には文脈があってだね、という話は不必要かと思うが、本人に意思があって、
その上で一歩踏み出さんかね、という叱咤激励的な話だと思ってもらえば良い。
まぁその話を営業担当が事務所でするなり、自分のネタにして笑いを取った俺だが（爆）
確かに、体力的にも、経済的にも、50代後半で子供の育ち盛りを支えるのは厳しいかも、
とはたまに考えたりする。そもそも50代後半以降に、健康でかつ安定した収入を保つか
そこまでに充分な貯蓄を持つのは、現状が現状だけに、とも思うのではある。
とはいえ、30代半ばはとてもそんな状態でなかったし。
でもそろそろ「自分のために」頑張るのが辛くなって来たなぁ、とも思うのだな。
ここ一番の踏ん張りが利かない。
扶養すべき親がいるじゃねぇか、というここ数日話題の話もあるんだが、まだ扶養する
必要があるほどにはなっていない、という状況でもある。幸せなことに。
つまり嫁だ。
周りでさんざんいろんな話はあって、甘くないことも知ってはいるんだがね。
…40になるって、そういうことなんだなぁ、と自分勝手にしみじみ思う夜である。